今回のお施主様は、3階建ての2世帯住宅でそろばん塾を経営されておりました。
1階をそろばん塾として、2階に親世帯、3階には子世帯といった間取りでした。
もともとは、お施主様とご両親そしておじいさま・おばあさまの3世帯で住んでおられましたが、お施主様がそろばん塾の経営を引き継ぎ、現在はお母様と二人で暮らしております。
かつて三世帯が住んでいた三階建ての家はお二人で暮らすには広すぎる上、お母様は目が不自由なので各階への移動など心配な点もありました。また、将来的に修繕費などのコストがかかる事などを見越して、今回建て替えを決意されました。
建て替えのご相談にあたって、お打ち合わせを兼ねて弊社のモデルルームを体感していただくと、その性能に驚かれ「このお家が良い!」とご決断いただきました。
新しいお家は、お母様のご負担を軽減できるように住居スペースは1Fに、そろばん塾を2Fとして、3階建てから2階建てのお家へに建て替えられました。
1Fの住居スペースには、お施主さまとお母様の寝室が各1部屋、リビング、キッチン、浴室や洗面室があります。
2Fにはそろばん塾の教室と、お施主様のオフィススペース、ご友人が来られた時に使う客間といった間取りになりました。
西若松町の家はあかり【英】をベースとしておりますので、通常であれば壁掛けエアコン1台で室温調整が可能なのですが、京都らしい間口が狭く間仕切りの多い住宅のため、全館空調を行える『ガデリウス製のG-Air(24時間換気システム)』を採用しました。
また、1F南面の窓には世界最高峰の木製サッシ『佐藤の窓』を採用しました。この窓はトリプルガラスでありながらペアガラス並みの日射取得ができる熱損失の少ない超高性能な窓です。
さらに、キッチンにはleaf製のオーダーのシステムキッチンを設置。無垢の扉を贅沢に使用してあり、温かみのある素敵なキッチンになりました。
お家の内装には杉や檜などの無垢材をふんだんに使用しており、まるで森林浴をしているような香りに包まれます。
この他、ご高齢のお母様が安全かつ快適に生活が送れるように、手すりをたくさん設置させていただきました。
西若松町の家は3月末の引き渡しのため、まだ夏場の性能しかご体感いただけておりませんが、お施主様のお母様が外出された際に「外って、こんなに暑かったんだ!」と驚きのお電話をされたそうです。ずーっと涼しく、ずーっと快適なお家をとても喜んでいただけました。
これからいよいよ冬場の性能をご体感いただくことになりますが、家中どこでも安定した室温で、寒さに縮こまることなく快適にのびのび暮らせる冬をお楽しみください!