F様邸

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工事詳細:

  • 施工内容: 大規模リフォーム・リノベーション
  • 施工箇所: 玄関 / キッチン / リビング / トイレ /

Photo by Daijirou Okada


今回のお施主様は、10数年前に隣家を購入し本宅と繋げる工事を行われましたが生活される上で色々と不都合があり、ご高齢のお母様に使いやすくリフォームをされたいとこの度ご相談をいただきました。リフォーム前の問題点は、玄関ドアの開閉が重い。(1) トイレが階段下にあるため、天井が低く狭い。また、タイル張りなので冬はとても冷える。(2)・(3) 寝室の窓はベランダに通じているため、二度の開け閉めが大変(4) リビングの窓は機密が低く、冬は寒く夏は暑い。さらに西日が差し込むので夏場はブラインドを下げなければならず部屋が暗い(5) トイレの入り口があるため十分な家電棚設置のスペースが取れない(6) 部屋と部屋の建具部には段差がある敷居でよくつまずく。(7) 垂れ壁があり、圧迫感がある。(8) 離れには使用していないリビングがあり、デッドスペースとなっている。(9)

上記の問題点を解消するために、高橋工務店では玄関ドアを引き戸に変更し開閉を楽に(A)狭かったトイレは増築し、広さを確保する。また、壁はクロス貼にし、便器は暖房機能付きをご提案(B)、(C) 寝室の窓は樹脂サッシで開け閉めを楽にして快適性を確保(D)リビングの窓には断熱性の高いLow-Eペアガラスの二重サッシを採用(E)トイレを増築し入り口を変更したことで、キッチンにスペースが生まれ以前の場所に家電棚の他に、カップボードや冷蔵庫の設置が可能に(F)圧迫感のあった垂れ壁と段差がある建具を撤去し、一体感のあるバリアフリーなLDKに変身(G)デッドスペースのリビングにはオールシーズンの服が収納できるぐらいの十分なスペースを持つWICへと変更して衣替えの負担を無くします(H) また、特にトイレにはこだわりのご提案を差し上げました。 建具は、引戸にすることで出入りのしやすい導線として、壁側には自動水栓と手すり、立ち座りをする時に手をつくことができるカウンターを設置。床には光触媒で、床についた汚れや臭いを分解するTOTO製のハイドロセラを採用。また、ペーパーやタオルなどを置ける可動棚を取り付けて、収納力を持たせました。

リフォーム後には、親戚はご近所の方がこられ『モデルハウスみたい』とお褒め頂いたそうです。また、玄関を引戸に変えて開け閉めが非常に楽になったとことです。一番喜んで頂けたのはトイレが広く快適になった上に、ハイドロセラの床は汚れや臭いがつきにくいのでお手入れがとにかく楽になった点だそうです。高橋工務店からのご提案で設置させて頂いた、毎日の健康管理のために顔色をチェックしていただく鏡も気に入っていただけました。色々とお喜びの声をいただきましたが、何よりもお母様のためにバリアフリーのリフォームを決意された娘さんのお気持ちが嬉しいご様子のF様邸リフォームのご紹介でした