10月のパッシブハウスジャパンの大阪での講習会の事。
代表の森みわさんが講習するとの事で、会場は満席でとても面白い講習会でした。
講習会後、懇親会の席で森さんに言われた事にびっくりした。
森「たかはっさん。この前、北京で国際カンファレンスがあったのはご存知よね?」
高橋「はい。とても素晴らしい技術で、日本はもう後進国や!!っていうぐらい遅れているらしいですね。とても驚いたと聞いてます。」
森「そうなの!!とても驚いたの。北京の技術じゃなくて、北京であなたの名前が出てきたのよ!!」
高橋「???は?」
森「韓国の方と挨拶をした時あなたの名前が出てきたのよ!!」
余計に意味がわからないわたし。
~10月に中国の北京で国際パッシブハウスカンファレンスが行われたそうだ。
(※単純にお話しするとドイツ発祥のパッシブハウスと言う団体は全世界にあり、その全国のパッシブハウスを支持している国の方が、情報交換をしに一斉に中国に集まるって言う会議。)
北京に行った工務店さんに聞いた所、それは素晴らしい技術で、驚きの連続だったらしい。~
~北京~
韓国の代表理事(チョイ)『今日はシンゴ タカハシは来てないの?』
森『ああ!埼玉の高橋慎吾は今日は来てないわ』
※埼玉に高断熱高気密の勉強をしていれば知らない人がいないくらい有名な工務店があり、偶然にも私と同姓同名の方がいる。
代表理事チョイ『ノー!!埼玉のシンゴ タカハシではないよ』
森、周りにいるパッシブハウス日本(通称PHJ)メンバー「?????」
代表理事チョイ『京都のシンゴ タカハシだヨ!!』
森、PHJメンバー『高橋真悟!!!!』
森『なぜ彼をしってるの?』
代表理事チョイ『彼は私にとても親切にしてくれた。』
・・・・・・・・・。
~大阪~
?????私はあった記憶もないし優しくした記憶もない。
高橋「やっぱり私と違います。そんな人知りません。」
森「違うのよ、Facebookで繋がってるみたいで、『タカハシは色々質問に答えてくれたし、お勧めの本も教えてくれた。売ってないというとURLを送ってくれた。とてもよくしてくれた。』らしいわよ。」
確か、そんなやり取りしたかもしれない。そんな事、SNSでは良くある事ですっかり忘れていた事だ。
森「今度、京都に来られるから、あなたエスコートしなさいよ。」
高橋「えっ!!!!マジっすか!!」
という事でパッシブハウスの韓国(通称PHIKO)の方を案内する事になった。
ピーコさんが来られるのは11月7~9日
わたしが対応するのは8と9日
韓国の住宅事情は9割がマンションで残り1割が木造で、その一割の割合が9が2×4で残りの1が木造軸組みだと言う。
1日目|11月8日
ピーコさんは韓国ではめずらしい軸組の現場を見たいとの事で、滋賀の夏見工務店さんの現場を見に行くことになりました。
朝、夏見工務店さんと待ち合わせした後に、ピーコさんは今回3人で日本に来られていて草津駅で合流しました。
で、
チョイさんと初の対面!!がっつり握手!!!
高橋『ないす とぅ ミー ちゅー』
チョイ『nice to meet you!!』
わたしは手慣れた英語でさらっと挨拶をかわしました。
SNSで知り合った人と会うのは人生で初めてなので、なんとも言えない照れ臭い気持ちになりました。
びっくりしたのが夏見工務店の夏見さんが英語ペラペラなんですよね。
簡単に挨拶を交わした後、現場に向かいました。
現場はもう少しでボード(壁)を貼る状態で、とてもきれいな現場でした。
韓国の方には珍しい木造の現場内では、質問の嵐でした。
そこでも流暢な私の英語で質問にお答えしました。
高橋『スン × テン イコール シャクゥー!!
シャクゥー+シャクゥー+シャクゥー+シャクゥー+シャクゥー+シャクゥーイコール ケ~ン』
日本語に訳すと「1寸は3.03㎜で、10寸で尺と言う単位に変わります。6尺で1間と言う単位に変わり1間 × 1間が一坪です。」
華麗な英語で日本の住宅建築を堪能して頂きました。
お昼になり、ご飯を食べる場所で森さんと青山さんと合流し、おいしい食事に舌鼓。
ペロッとたいらげてしまいました。
午後からは、先日完成したばかりの夏見邸の見学。
日本でパッシブ認定がおりた数少ない住宅。
流石社長宅!!ホテルの様なお風呂やキッチン床には杉板を採用しているのでとても良い香りが充満しています。
そして何より暖かい。
流石、森みわさんが設計したお家だと思いました。
その後夕食をすまし、次の日に備え解散しました。

【企業理念】
見まもるくらしの提案と想像
釘一本の修繕から、新築・改装などの大きな工事まで、工務店だからこそ出来る
『顔の見える』お仕事を目指し、日々研鑽を積んでおります。