新住協関西支部の12月の定期講習会では毎年恒例、鎌田先生が来てくださりました。
第1部の基調講演では9月にあった全国講習会の復習の様な講習で、理解出来なかった事をさらに掘り下げて説明があり、とても解りやすい内容でした。
第2部は鎌田先生に疑問や、改善点などの意見が言えるディスカッション形式で行われました。
関西支部では初の試みという事で、私も聞きたい事、言いたいことが多数あったのでパネラーとして参加させていただきました。
ただ、恐ろしいのがしょうもない意見を言うと先生から1000倍返しになって論破され、メンタルの弱い工務店さんは3秒でノックダウン。実力派の工務店さんでないと生きていけません。
西紋建匠の西さんと「リベンジするぞ!!」を合言葉に、先生の考えに負けない、論破されない意見・疑問を準備しました。
※私の準備した意見は下記に記述しておきます
階間エアコンのメリットは皆様ご存知と思いますので、私はあえてデメリットについて考えてきました。
「階間エアコンについての私の考え(デメリット)」
◎階間にエアコンの空気を入れるので、相対湿度が80%程になる。結露対策として
- エアコン付近にスタイロ等の断熱で覆う。
- 天井より上の外周部は断熱材を貼る
結構手間だと思う。
◎階間エアコンにするなら
- 6地域では寒い地域に比べて、熱損失がそんなに無いので3種換気であれば設備、施工コストも安く、経済的だと思う。
- 一種換気はダクトを施行するので、途中にアメニティエアコンを設置し、全館空調にした方が温度差が無くなり確実だと思います。 皆さんが思っているよりアメニティエアコン本体の価格はそんなに高く無い。
◎省令準耐火ができない。
- 省令準耐火は間仕切りの所にグラスウールを入れるので無理
- 火災保険も高くなる。ランニングコストがあがる
◎ブースターファンのデメリット
- ファンの回転数を下げると、各部屋の音が聞こえる。対策として、ブースターファンの回転数を上げ、うるさくしてごまかす。
- 2階の床の足元に冷気がたまるので、ファンで2ⅿぐらいの高さまで冷気を上昇させないと部屋が涼しくならない。その為、ファンの回転数を上げなければならない=うるさい。
と総会の時、先生がおっしゃっていた。
・・・・・・・。。。。。。。。
_( _´ω`)_ペショ
案の定、、、ほとんどの意見・疑問は、先生に論破されました。
が、階間エアコンのコストに関する意見は聞いていただけたと思います。
ふうぅ。ディスカッションは90分程でしたが、ほとんどの記憶がありません。
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
疲れた。。。。
その後の懇親会では、先生をみんなで囲みディスカッションの2ラウンドが始まりました。
とても楽しい研修会でした。
【企業理念】
見まもるくらしの提案と想像
釘一本の修繕から、新築・改装などの大きな工事まで、工務店だからこそ出来る
『顔の見える』お仕事を目指し、日々研鑽を積んでおります。