改めまして、高橋真悟です。

改めまして、高橋真悟です。

前回、初めてブログを書いた様に、私のブログはおもしろ、おかしく、時には泣いたり笑ったりと、気楽ぅ〜に書いて行きたいと思います。

私は1976年の10月25日生まれ。
の1000年代生まれです。

真田丸と同じ1000年代生まれです。

平成生まれの若者達はこう言う言い方でおっさんを馬鹿にします。

そうです。
気が付けば私も昭和生まれの40歳になってしまいました。

ずっと、若いままでいられると錯覚していた20代。

おっさんってダサいなぁ〜って
思っていた20代

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そんな私も今、四十になって、腹も出て、健康診断の結果ばかりが気になるダッサいオヤジになり、若者に馬鹿にされる年齢になりました。

でも、腹は出ましたが、そんなおっさんが今、少し好きです。

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(時間というのは非情なものです。見てください、この腹)

そんなおっさんになるまでの事を今日は書きたいと思います。
長文になりますので、読むのがめんどくさい方は今回は読まなくても大丈夫です。

では、、、、。

私がこの仕事をするきっかけになったのは父親です。

世間では超就職氷河期と言われた時代、私の就職先も決まらない中、

「うちで仕事したらええやんけ。」

と一言、4月から仕事する事になりました。

後に大工さんに言われた事ですが、

「高橋工務店も不景気で何人か大工、辞めてんねん。入ったからには、きばって仕事憶えぇよ。」

その時初めて父親の優しさを知る事が出来ました。

父親の、、、。

、、、、、、社長の方針は、
「人を指示する立場になる為には、1番下からの気持ちが解らなあかん。同じ目線で気持ちを考えれて、初めて、ええ仕事ができるんや。丁稚からせぇ。」
(*丁稚=でっち 修行中の仕事が出来ない坊主の事)でした。

丁稚の時の苦労は今日は書きませんが、本当にしんどかった、、、。

「しんどさ」から「よろこび」へ景色が変わる時、
それは突然やって来ました。

それは自分が作ったお家を、心から感謝してくれるお施主様に出逢えたときです。

当時、二十代半ば、兄弟子と2人で任せられた現場なのですが、
竣工の日、お施主様(60代)が、

「高橋君、本当に素敵なお家を造ってくれてありがとう。」
と、涙を流しながら硬い握手をしてくれました。

「真悟くん!嫌よ、いやいや、私を捨てないで!」
と多くの女性を泣かした事はあっても、

喜ばれて、泣かれた事は一度とありませんでした。(嘘)

この瞬間、しんどい先の「喜び」、

喜んでもらえて、お金をもらえる、、、。

「最高やん!」

パァーと目の前が明るくなり物の色が違う様に見えた瞬間でした。

その時、私は一生の生業にしようと心にきめたのです。

その数年後、高橋工務店で仕事をしていく中で、大きな思いが膨れ上がってきました。

それは、

このままでは「井の中の蛙」自分自身もっと成長したい。
と言う思いでした。

私は高橋工務店を一度退職し、就職活動をし、新たな場所に修行にでたのです。

私は大工の丁稚から現場監督になりました。

この会社で私は2度目の丁稚生活をむかえました。

、、、、、、、、。おえぇ〜。

現場監督の修業時代を思い出すと未だに吐き気をもよおすぐらい厳しかった時代です。

そこでの修業で学んだ事は時間の大切さです。

今でも仕事で心がけている事を2つ述べたいと思います。

「一週間先の仕事をしろ。」

一週間先の仕事が出来ていないと工程が延び、人件費や、借入金の金利も増え、会社に不利益が出る。
一週間先の仕事が出来て入れば、少々のトラブルがあっても対処できるし、いつでも仕事を休める。

部長に口酸っぱく言われた言葉です。

2つ目、
面白い行動をする大工さんがおられました。

「30分前行動」

単純な事です。

一般的な行動の30分前に行動する。
昼ごはん11時30分
休憩14時30分
帰宅17時30分

これが簡単で理にかなってる。

昼ごはんは、ならばず、待たず、直ぐ出てくるし、ストレスがたまらない。
疲れている日は余った時間で昼寝も出来る。

現場作業でトラブルがあっても現場終了迄の時間があるので対応が出来る。

その時間短縮の積み重ねで、この大工さんの現場は何時も早く、綺麗に仕上がっていました。

正に、「段取り八分」とはこの事だと思いました。

この2つは今でも実践しています。

もちろん他に学んだ事は数多くあります。
ありすぎて書ききれません。

その時代、今でも感謝しております。

そして、

今から約6年前、高橋工務店に戻って来ました。

修業中は何百件の新築住宅を建てさせていただきました。

が、
高橋工務店での仕事内容の主力は今までと変わらずリフォームです。

なぜなら、先代、先先代の数多くのお客様を抱えさせて頂いており

高橋工務店のコンセプト、

「釘一本の仕事から新築まで」

を守っているからです。

高橋工務店は年間を通して、ちょっとした修理、修繕を数多くさせて頂いております。
それが私の代になって、

「4代目になって、新築しかしなくなったん?修理とか頼みにくいなぁ〜」や、

「3代目の方が良かった。変わった。」等、
今まで店を守って来た3代目の顔に泥を塗りたくなかったからです。

ですが、私も4代目として時代に合わせて変わらなければなりません。

3代目の想いを引き継ぎながら

私の個性も出していける様、

高橋工務店は毎日、進化中です。

近年では、安全性、快適性、使いやすさはもちろん、デザインにも力を入れさせて頂いております。

TOTO、ダイケン、YKK主催のリフォーム作品コンテストである、

「TDYお客様リモデル作品コンテスト」

においては4年連続、賞を受賞させていただいております。

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(リフォーム前の狭くて寒いトイレ)

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(広くて明るく暖かい暖房付きトイレ)

四十になり腹はでて汚いオヤジになりましたが、

お施主様のお家は私の二十歳の頃の様に若々しく、カッコ良くさせていただきますのでご安心下さい。

本当にざっとですが、私の20年を書いて見ました。
これからブログを通じて、自分の思い出話しも書いていきたいと思います。

長文を読んで頂き本当にありがとうございました。

2017年高橋工務店は躍進します。

今までのリフォーム事業のスキルを更に伸ばしつつ、
新築事業を頑張ります。

なぜなら、

「釘一本の仕事から新築まで」
だからです。

もっともっと多くのお施主様と出逢い、高橋工務店を通じて幸せになって欲しいからです。

それでは

本年もよろしくお願いします。

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【企業理念】

見まもるくらしの提案と想像

釘一本の修繕から、新築・改装などの大きな工事まで、工務店だからこそ出来る
『顔の見える』お仕事を目指し、日々研鑽を積んでおります。