マスク着用が個人の判断になって、約3年間のマスク生活もとりあえず終了しました。
その間マスクやトイレットペーパーの品薄騒動や、ウッドショックが起こったり、
半導体不足により家電や車の生産に大きく影響して納期遅れや供給不足などに発展しました。
そしてそんな最中、ロシアがウクライナに侵攻して一年が経ちました。
今度はその影響で原油や石油・石炭といったエネルギー資源の高騰、さらに円安も拍車をかけて輸入に関係する物品の値上がり、そして今回テーマにしている電気代の値上がりへと繋がっています。
では、どうして電気代が上がっているのでしょうか?
資料にあるように2019年度の日本における発電量は、火力発電が75.7%、原子力発電が6.2%、水力発電が7.8%、それ以外の再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱・バイオマス)による発電が10.3%になっております。
横須賀火力発電所
その大きな割合を占める火力発電のエネルギー源となっているのが、今回色々な世界情勢で高騰している石炭・天然ガス・石油です。
火力発電は以前から日本の電力供給を支える生命線でしたが、2010年までは全体の1/4を原子力発電が担っていました。
しかし、東日本大震災後は一気に火力発電の割合が増え現在もその状態が続いております。それゆえに、火力発電のための原料の価格が上がれば当然我々が使用している電気代も上げざるを得ません。
政府としても、補助金などを投じて電気代の上昇を抑えようと動いてはおりますが
その支援にも限界があり、2023年の4月からは多くの電力会社が値上げを発表しています。
このままでは物価高に続いて、電気代も上がり家計を圧迫する一方です。 この苦しい状況を乗り越えるには「省エネ」の高性能住宅が効果的だと思います。
もともと、高性能住宅は低燃費で快適なくらしを実現できるように設計されたお家です。
高断熱・高気密のお家は、ご家庭の電気代で大きな割合を占める冷暖房費を大きく削減できます。
最近、電気代の請求が以前の倍になったといった驚きの声をSNSなどで多く目にしますが、仮に倍になったとしても2万円が4万円になるのと、3,000円が6,000円になるのとでは金額の開きが違いますよね。
電気代の請求額が増えることは致し方ないとしても、元々少ない電気代での生活が可能であればこのような騒動で被るダメージは最小限に抑えられます。
しかも、節電の為と冷暖房を切って暑さ・寒さを我慢をする必要はなく、もとの快適な生活を維持したままです!
コロナ禍前の価格水準や、変わってしまった生活環境などを元に戻すことは難しいですが、これからの生活を快適にしていくことは可能ですので、住環境をより良いものへ変えたいとお考えでしたらお気軽にタカハシにご相談ください。
今なら新築やリフォームに使える大型の補助金もありますので、ぜひこの機会にご検討ください。詳しくは下記リンク先のページでご確認ください。
住宅省エネ2023
キャンペーンに関して
【企業理念】
見まもるくらしの提案と想像
釘一本の修繕から、新築・改装などの大きな工事まで、工務店だからこそ出来る
『顔の見える』お仕事を目指し、日々研鑽を積んでおります。